《生産者について》
「ソーヴィニヨン・ブランの高級産地といえばサンセール」
こうしてそれなりに高価なソーヴィニヨン・ブランが当たり前に販売される。そのブランドを築くうえで、非常に大きな功績を残したのがアンリ・ブルジョワです。
この地に10代にわたって続く家系であり、だからこそサンセールのモザイクのように入り組んだ土壌を深く理解しています。それゆえに土壌でワインをつくり分けるということを早くにスタート。同じ作り手のソーヴィニヨン・ブランにこれほどの違いがあるのかと驚かせてくれます。
《このワインについて》
長年赤ワインのスタンダードとして親しまれてきた「レ・バロンヌ・ルージュ」。その後継として「レ・バロンヌ」の名称が無くなったのが、この「サンセール・ピノ・ノワール」です。その名の通りサンセール全体の特徴、冷涼な気候と粘土石灰質土壌のキャラクターをよく表現しています。
チェリーやストロベリーのような赤いフルーツのチャーミングなアロマは非常に洗練された印象。ほのかにオーク樽由来の香りが複雑さを添えます。冷涼産地らしい軽やかでしなやかな口当たり。しかしそれほど酸味のシャープさは目立ちません。高級ワインのような余韻の長さはないものの、日常的に飲むワインとしてはこれくらいが肩の力を抜いて飲めるのでちょうどいいでしょう。
Sancerre Pinot Noir Henri Bourgeois