《生産者について》
「ロワールのベンチマークとなるソーヴィニヨン・ブランをつくりたい」
その想いで2004年に設立されたのが、このヴィルボワです。
同じソーヴィニヨン・ブランという品種でも、一般的に人気なニュージーランドのマールボロ産とは大きく方向性が違います。サンセールやプイィ・フュメの上質なソーヴィニヨン・ブランは、マールボロのような華やかなフルーツ香はない代わりに、土地の表現があります。テール・ブランシュやカイヨット、シレックスといった土壌の違いが、ワインの風味に個性として現れる。なので同じ地区であっても飲み比べる価値がある。ワイン初心者ではなく、そこから一歩ステップアップした方こそ楽しめるのが、ロワールのソーヴィニヨン・ブランです。
ヴィルボワもロワールならではの土地の表現を目指しています。その哲学と確かな技術力の割に、比較的リーズナブルな価格が魅力です。
《このワインについて》
メーカー情報によると、このワインは石灰質、牡蠣殻の混じる泥灰土、粘土・火打石の土壌の畑からつくられます。プイィ・フュメに広くみられるシレックス(火打石)土壌ばかりではないものの、その特性がしっかり感じられます。
香りに感じるのはまず特徴的なスモーキーさ。石をこすったときのような香りとともにハチミツのような上品で甘い香りが広がり、柑橘系フルーツの香りに複雑さを加えます。口当たりはフレッシュさを持ちながらもなめらかで、全体を硬質なミネラル感が引き締めています。
Pouilly Fume Villebois