《テイスティングノート》
しっかり目に効いている樽香。ローストをしっかりしているのか、焦げの香ばしい香りとバニラの甘さが果実味と融合し、カプチーノみたいな香ばしくミルキーな香りが感じられます。
シラー、カリニャン、グルナッシュというブレンドは南仏のワインとしてそう珍しいものではありません。なのにここまでコーヒー感が出ているものは珍しい。
「1000円台のワインをいろいろまとめ買いするから、他との違いがハッキリ感じられるものがいいな」そんな要望にバッチリ応えられます。
《生産者について》
シャトー・ラ・ネグリという生産者は少し特殊。「シャトー・ラ・ネグリ」のブランドでは、普通に自社畑からワインをつくっています。一方で「セレクト・ヴァン」というブランドがあり、ワインのプロデュースをしています。ラングドック=ルーション地方のいくつもの生産者に対し、栽培・醸造・熟成まで一貫して指導し、瓶詰の設備を使わせてあげます。そしてそれぞれの生産者名でリリースするのです。「ドメーヌ・ギセ」はそんなワイナリーのひとつ。
優れたノウハウを持つ生産者が、それぞれのワインを指導し手助けすることで、多様性を保ちつつ地域のレベルアップを促進しています。
Cotes du Roussillon Domaine Guisset