《生産者について》
ジャン・クロード・ベッサンは、1989年にシャブリの地でワイン造りをスタート。2020年ヴィンテージからはドメーヌ名を「ベッサン・トランブレイ」としてリリースしています。
彼自身は建築家を目指していましたが、妻の実家のトランブレイ家に跡取りがなく、そのブドウ畑を受け継ぐことになったと言います。彼はヴィンテージと畑に応じて樽とステンレスタンクを使い分けており、必ずしも上級キュヴェに多くの樽をあてがうわけではないのが特徴です。
《楽しむなら今のうちです!》
以前はかなり値ごろ感があったベッサンのシャブリですが、このヴィンテージ以降かなり値上がりします。2020VTは定価4000円だったものが、2022VTはなんと6000円!クラスが変わってしまいます。美味しいことを確認したなら、今のうちに蓄えておきたいワインです。
【パーカーポイント91点】
[ワインアドヴォケイト誌 2022年6月のレビュー]
柑橘類の皮、さわやかな青リンゴ、白い花、焼きたてのパン、軽いリダクションのアロマを放つ2020年のシャブリ・ヴィエイユ・ヴィーニュは、ミディアムからフルボディで、サテンのようなシームレスさがあり、ピリッとした酸、芯の通った繊細な深み、長くミネラリーな余韻を持つ。
[William Kelleyによる試飲 飲み頃予想2023 - 2040年]
Chablis Vieilles Vignes Bessin Tremblay