《生産者について》
2017年VTが日本に初入荷して以来、知名度は低いながらも確かな人気を誇るフレデリック・フェリ。ドメーヌとしてはある程度の歴史があり、1988年の設立です。
どうやら人気は日本だけではないようで、2020年当時は22AOC・計14haだった畑が、2022年には36AOC・32haまで急成長しているそうです。
フレデリック・フェリについて大きな転機が2022年ヴィンテージ。醸造家がロランス・ダネル氏からフランソワ氏にバトンタッチしました。2022年は引継ぎ期間でロランス氏も一緒に造っていましたが、2023年からは完全にフランソワ氏が担当します。
ロランス氏の時代の赤ワインは、割とヴィンテージ差があるイメージでした。冷涼な年は薄旨に仕上げ、温暖な年はジューシーでマットな果実味が特徴と感じています。そして白は安定して上品な樽香がしっかり香るボリューミーなスタイルでした。
フランソワ氏に代替わりしてまず大きく変わったのは新樽比率だそうです。赤も白も新樽比率を下げて、よりピュアにフルーツの風味が漂うスタイルに。発酵は全て自然酵母で行うようになり、下のクラスからも複雑な風味を期待できます。
《このワインについてのメーカー情報》
収穫は全て手摘み、選果台で良質なブドウのみを選別。ステンレスタンクで発酵、ミディアムローストの新樽で12ヶ月熟成(新樽比率30%)後にブレンドし瓶詰め・瓶熟成を経て出荷。コクがありながら響き渡る果実感、アフターに感じるフィネスが素晴らしい一本。オマール海老のポワレと。
Chassagne Montrachet 1er Cru Abbaye de Morgeot Frederic Fery