【パーカーポイント93点】
[ワインアドヴォケイト誌227号 2016年10月のレビュー]
ロンドンのBI Wine & Spirits Calon-Segurディナーで元シャトーのボトルから試飲。2012年にブラインドで試飲した際、2008年のカロン・セギュールを絶賛したが、3年経った今もその意見を変える理由はない。ここでは、2008年としては驚くほど深い色合いをしている。香りは非常に細かく、生き生きとしたブラックベリー、杉、黒鉛の香りがあり、2009年よりも風通しがよく、のんびりとした印象だ。味わいはミディアムボディで、口に含むとややもろいテクスチャー。酸味は見事にバランスが取れており、滑らかで調和が取れているが、エッジの効いた角ばった余韻に向かって先細りになっている。カロン・セギュールのワインにはあまり見られない "生きる喜び "がある。2008年の左岸のベストワインの一つであり、その価格を考えるとベストバリューの一つである。
[Neal Martinによる試飲 飲み頃予想2018-2035年]
Chateau Calon Segur