《生産者について》
シャトー・リューセックは、フランス・ボルドー地方のソーテルヌ地区において、1855年の格付けで第1級に選ばれた名門ワイナリーです。世界最高峰の貴腐ワインとして名高いシャトー・ディケムと境界を接する絶好のロケーションに位置し、ソーテルヌ最大級の敷地面積を誇ります。1984年からは、メドック第1級のシャトー・ラフィット・ロートシルトを擁する「ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト」の所有となり、その資金力と最高の醸造技術によって飛躍的な品質向上を遂げました。
主要品種のセミヨンを軸に、極めて厳格な選別を経て造られるその味わいは、濃厚な甘みと力強いコク、そして長期熟成に耐えうる類稀な骨格が特徴です。また近年では、環境に配慮したリサイクルボトルの採用やデザインの一新など、サステナビリティと革新性を打ち出しています。専門家の間では、ソーテルヌの頂点の一角を占める存在として、そのリッチで華やかなスタイルが「王道にして現代的」と高く評価されています。
【パーカーポイント91点】
[ワインアドヴォケイト 2019年3月]
淡いレモン色を帯びた2016年産のカルム・ド・リューセックは、砂糖漬けのオレンジピールやハチミツをかけた桃の香りに、蜜蝋やレモンカードのニュアンスがほのかに感じられます。口当たりは豊かで、核果の層を貫くような爽やかな酸味が美しく調和し、スパイシーな余韻で締めくくられます。
[Lisa Perrotti-Brownによる試飲 飲み頃予想2019-2033年]
Carmes de Rieussec