《このワインについて》
ワインは基本的に、表記されている生産エリアが限定されているほど高価になります。カリフォルニア表記よりナパ・ヴァレーが、そしてオークヴィルの方が高価なはずです。
オーパス・ワンをはじめ有名ワイナリーがひしめくオークヴィルのカベルネ・ソーヴィニヨン100%。それでこの価格というのは、相場を知っている人からすると「安すぎない!?」となるはずです。
それで「ナパ・ヴァレー」表記のものと変わらないようであれば、わざわざ勧めません。しかしこのワインには、きちんとオークヴィルのテロワールが現われています。
ナパ・ヴァレーがワイン産地として有名になりはじめたころから、この地は注目されていました。特にオークヴィルの西側、マヤカマス山脈の麓には、沖積扇状地が広がります。ボルドー左岸の砂利質土壌に似ていて、そこで育つカベルネ・ソーヴィニヨンは、カシスやクレーム・ド・カシスのような優雅で華やかな香りを持ちます。このワインにもその特徴をしっかりと感じるのです。
そのほかにはイチジクのような熟したフルーツの香りに、タイムやバニラのニュアンス。濃厚なだけではない非常に奥行きのある味わいで、よく伸びる酸味ときめ細やかなタンニンがバランスをとっています。
《生産者について》
ダックホーンはナパ・ヴァレー産メルローを世に知らしめた生産者。鴨のマークが目印で、今やいくつものブランドを傘下におく、一大ワイナリーグループへと成長しました。
約400人の従業員を抱え、年間100万ケースを生産。それを世界65か国に輸出しています。ワイン観光にも力を入れており、そのセラードアは美しく、多くの観光客を迎え入れています。
Duckhorn Cabernet Sauvignon Oakville Napa Valley