《生産者について》
米国カリフォルニア州を代表する名門ワイナリーで、1986年に大塚製薬株式会社が取得しました。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも広がり、世界最高峰のワインを安定的に生産する醸造所として絶え間ない賞賛を浴び続けています。
リッジ・ヴィンヤーズのワイン造りのアプローチは伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培とワイン醸造の両面で極力自然なプロセスを導入することを目指しています。総帥でありリッジの象徴でもあるポール・ドレーパーは、40年以上にわたってバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきました。リッジは、単一畑が持つ「その土地らしさ」の表現にも創立以来一貫してこだわっており、ワインのほとんどに単一畑名が冠されています。
リッジ・ヴィンヤーズが手掛けるワインに用いられるブドウは、カベルネ・ソーヴィニョンをはじめとするボルドー原産の黒ブドウ数種、アメリカを象徴する黒ブドウのジンファンデル、そして白ワインの女王シャルドネなどです。ワイナリーは2箇所あり、サンフランシスコの南、シリコン・ヴァレー近くのサンタ・クルーズ山脈中と、サンフランシスコの北、ジンファンデルの本場ソノマ郡に位置しています。
リッジ・ヴィンヤーズは、その卓越した品質と伝統的な手法により、世界中のワイン愛好家から高い評価を受け続けています。
《このワインについて》
2006年、伝説の「パリスの審判」テイスティングで最終勝者に輝いた偉大なワイン
[ワインアドヴォケイト 2018年6月 パーカーポイント96点]
とにかく素晴らしい。濃い赤系果実、花、スパイス、黒鉛が幾重にも重なり合い、非の打ち所のないワインに仕上がっている。2009年は特に巨大で力強いモンテ・ベッロだが、その堂々とした骨格の中にセクシーでシルキーな果実味の核がある。この輝かしい輝きを放つワインは、すべてが一体となっている。昨年、2009年は2010年との厳しい競争にさらされたが、今日は全シリンダーをフル回転させている。エリック・バウガーは2009年を、初期は寒く、6月上旬から7月にかけて暑さが続いた年だったと語る。果実は10月12日に搬入されたが、その直前は激しい豪雨に見舞われた。2009年はストラクチャーに支えられたピュアさとシルキーさがあり、賞賛せずにはいられない。端的に言えば、これもまたリッジのまったく壮大で、そびえ立つ傑作である。
[William Kelleyの試飲 飲み頃予想2022 - 2060年]
Ridge Vineyards Monte Bello