カレラのロケーション


カレラのマウント・ハーランの畑はモントレー湾から東に25マイルのガビラン山地にあります。
太平洋からの冷たい海洋大気が流れ込む、カリフォルニアで最も涼しいぶどう生育地域で、 カーネロスより摂氏で平均5~6度涼しい場所にある畑です(標高平均2,200フィートー670m)

マウントハーラン・ヴィンヤーズ


イギリス留学中にロマネ・コンティに魅せられ、DRCでアルバイト後、アメリカで人工衛星まで使い好条件の土壌を2年も探し回り、ついにカリフォルニアのセントラルコースト地区のマウント・ハーランにロマネ・コンティに似た土壌を見つけ出しました。 その土地にロマネ・コンティの苗木を持ってかえって植えたというエピソードが語られています。 マウントハーランは1990年にA.V.A(政府認定葡萄栽培地域)に認定されました。今日、有機認定のマウントハーラン・ヴィンヤーズの葡萄畑はニューワールドの貴重なピノ・ノワールの栽培地として認められています。全体をいくつかの区画に分け、それぞれに名前を付けた畑として管理していますが、そのそれぞれが卓越した純度の高さ、優雅さ、そして熟成の将来性を兼ね備える特色を持つワインを生産する畑として有名です。

セレック・ヴィンヤード
(4.8エーカー)


土壌:分解された花こう岩、剥き出しになった石灰岩、かなり岩石の多い土地

畑の向き:南/南西向き

果実:エーカーあたり平均1トン程度の低収量だが、非常に凝縮された果実

樹齢:1975年植樹

スタイル:素晴らしい香りと複雑な味わいが魅力のブルゴーニュスタイルの凝縮され熟成の将来性を兼ね備えたワイン

リード・ヴィンヤード
(4.4エーカー)


土壌:ほかのぶどう畑より粘土が多く、最も深く色の濃い土壌

畑の向き:北/北東向き

果実:ゆっくりと成熟し、通常は毎年成熟する

樹齢:1975年植樹

スタイル:進歩的で香り高く、軽く少しエキゾチックな味わいが素晴らしい柔らかさと共に広がります。

ジェンセン・ヴィンヤード
(13.8エーカー)


畑の向き:様々な向きになっている、斜面にある4つのブロック

果実:エーカーあたり1.5トンの収量で、その果実はとても凝縮された小さな粒

樹齢:1975年植樹

スタイル:完璧にバランスの取れた、リッチでまろやかな味わいで、熟成していく楽しみを持つワイン

ミルズ・ヴィンヤード
(14.4エーカー)


畑の向き: 南方のハーラン・クリーク方面に向く斜面

果実:もともとのピノ・ノワールの畑からもってきたカッティング(挿し木)を自根で植えている

樹齢:1984年植樹

スタイル:広がりのあるまろやかなタンニンと、長く続くフィニッシュが魅力の、薫り高くスパイシーな仕上がり

ライアン・ヴィンヤード
(13.1エーカー)


畑の向き:西向き、カレラのぶどう畑で最も海抜の高い2500フィート(約762メートル)

果実:ほかのぶどう畑より密植

樹齢:上方は1998年 (9.4エーカー)、下方は2001年(3.7エーカー)に植えられた

スタイル:ライアン・ヴィンヤードの若木から作られるワインは、マウントハーランの豊かなミネラルと華やかで生き生きとした赤い果実味を持ち合わせている

ド ヴィリエ・ヴィンヤード
(15.6エーカー)


畑の向き: ミルズ・ヴィンヤードとジェンセン・ヴィンヤードの間に位置し、ほぼ全体が東向き

樹齢: 1997年植樹

スタイル: 噛み応えのあるジューシーなフルーティさを特徴に持つ。印象的で進歩的でありながら、豊かでみずみずしいまろやかな味わいが魅力

ワイン メイキング


ワインを自然のままに作るという醸造技術(例えばポンプはほとんど使用しないなど)により、ピュアで集中力のあるワインを保つことが出来る。

酵母は加えず、固有の酵母を使用。

ぶどうは、できるだけ全房発酵させる。

グラヴィティ・フロー(重力によってワインを動かす)ワイナリー
グラヴィティ・フロー

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