《生産者について》
カレラの創業者は、このワインの名前にもなっているジョシュ・ジェンセン氏。DRCのワインに感銘を受けてその門を叩きワインづくりを学びました。故郷に戻った後「ロマネ・コンティのようなワインをつくれる土地」を探し歩き、当時はワイン産地でなかったマウント・ハーランを開拓しました。カリフォルニア産ピノ・ノワールの生産者として非常に早い段階から日本に紹介されており、知名度抜群のワイナリーです。現在はジョシュ・ジェンセン氏の引退に伴い、ダックホーングループの傘下に入りました。しかし、醸造チームなどもそのまま受け入れたため、その味わいはしっかりと継承されています。
2022年、ジョシュ・ジェンセン氏は78歳でお亡くなりになりました。しかし彼の名前は「ジェンセン・ヴィンヤード」として残り、これからもカリフォルニアを代表するワインでありつづけるでしょう。
【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト誌 2025年8月のレビュー]
1975年に植えられた当ワイナリー最古のブドウ畑の低地区画から収穫された2022年ピノ・ノワール ジェンセン・ヴィンヤードは、主に東向きの斜面ながら複数の日照条件を有する区画で育った。複雑で躍動感ある香りは、豊かなキャンディのような果実味と柑橘系の爽やかさ、高揚感のあるハーブのエネルギーが見事に調和している。味わいは様々なマウント・ハーランのボトルの中間に位置し、軽やかで浮遊感のあるエネルギー、抑制の効いた落ち着いた深み、そして洗練された長くニュアンス豊かな余韻へと続く、深く張りのあるミネラル感に彩られた力強さを備えている。マウント・ハーランのいくつかのワインほど爆発的で即効性はないものの、このヴィンテージにおいてこの区画の特性を最も完全に表現した一本だと感じた。
[Matthew Luczyによる試飲 飲み頃予想2026 - 2036年]
Calera Mount Harlan Jensen Pinot Noir