《テイスティングノート》
グラスに注いだ瞬間から香りがしっかり広がり、その種類もフルーツと樽香が溶け込んだもの。カリフォルニアのシャルドネは膨大な種類が販売されていますが、その中でも頭一つ抜けた高級感を感じさせてくれます。パイナップルやラ・フランスなどのアロマは、適度な酸味を蓄えていることを予感させるもの。ある程度熟成したワインであるため、ヴァニラやアーモンドなどの風味はよく溶け込んでいて漠然としています。口に含んだ時に質感は落ち着きのある滑らかさであり、この地域らしい酸味の豊かさを備えています。
《生産者について》
アルタ・マリア・ヴィンヤードのオーナー栽培家はジェームス・オンティヴェロス。もともとは大手ワイナリーで働き、栽培や買い付けを経験。その傍らで家族から引き継いだ酪農のための土地にピノ・ノワールを植え、2004年にこのワイナリーを立ち上げました。
醸造家をつとめるのはポール・ウィルキンズ氏。アルバン・ヴィンヤードのワインメーカーとして働いていたとき、何度もパーカーポイント100点ワインを生み出しました。
この2人のタッグでサンタ・マリア・ヴァレーのテロワールを表現したワインを生み出します。
Alta Maria Chardonnay Gold Coast