《生産者について》
マクプライス・マイヤーズ氏は、2002年からテロワールを重視した個性豊かなワインを造り続ける醸造家。父方がアイルランド系であり、クラダッハをワイナリーのロゴに用いています。アイルランド西部のゴールウェイに伝わる「クラダッハ(クラダリング)」は、ハート(愛)、両手(友情)、王冠(忠誠)をモチーフにした伝統的なジュエリーです。
ワイナリーや畑を持たず、購入ブドウでワインを造るところからスタートした彼ですが、その情熱ゆえにパソ・ロブレスのブドウ農家たちと確かな信頼関係を築いていきます。その名声は高まり、2014年には高台にワイナリーを設立。2024年にはサン・ルイ・オビスポ・カウンティのワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。
ワインの味わいは確かにパソ・ロブレスの特徴を表現したもの。高い凝縮感を持ったパワフルな味わいの奥に、涼やかな上品さを備えるものです。
《このワインについて》
マクプライス氏が最初にワインをつくったのは、トラックで買い付けた1tのシラーでした。そのシラーが原点であり、いつも乗り回しているピックアップトラックが右腕の相棒(ライトハンドマン)。彼が特に思い入れのあるワインです。
大粒のベリーやジンジャー、オリーブのアロマが豊かに広がり、わずかにハーブのニュアンスもあります。繊細なタンニンがしっかり溶け込んでおり、アタックからフィニッシュまで一貫してなめらか。柔らかく上品な味わいです。
Right Hand Man Syrah McPrice Myers