《ダックホーン成長の証》
ダックホーンはナパ・ヴァレーの老舗ワイナリーの一つとしてスタート。ナパ・ヴァレーにおいてメルローの地位を確立させた生産者として知られます。
創業者がひと際経営戦略に強かったのか、その後ワイナリーグループとして成長。ナパだけでなくソノマやセントラル・コーストにも畑を取得。いくつものブランドを展開しており、「デコイ」はその中でバリューレンジという位置づけです。
一時は株式を上場するほどの拡大路線。その後バタフライ・エクイティに買収され株式非公開となりました。
《このワインについて》
白色ラベルの通常「デコイ」シリーズに加え、その上級として「デコイ・リミテッド」のシリーズが2018年に始まりました。当初は1品種につきワインは1種類だったのですが、今回は2種類目のカベルネ・ソーヴィニヨンが登場しました。2022年にパソ・ロブレスに取得した新しい自社畑のブドウが主に使われます。
パソ・ロブレスは暑くて涼しい産地です。日中の気温はかなり高いのに、夜間には冷え込みます。その気温の日較差は、時に25度に迫ることも。
ゆえにブドウはしっかり熟して豊富なタンニンを蓄えつつ、きっちり酸味も保持します。出来上がるワインは骨太で力強いタイプ。
元々あった「アレキサンダー・ヴァレー」のものと比べて、アルコール度数は同じくらいながら、よりどっしり力強く感じるでしょう。
《テイスティングノート》
よく熟したベリーやヴァニラ、オールスパイスのような香り。果実味の凝縮度は非常に高く、しっかり力強いタンニンを持ちます。余韻にはチョコレートのような香ばしい風味。非常に飲みごたえがあり、日持ちします。少量ずつゆっくりと飲むのに適しています。
Decoy Limited Paso Robles Cabernet Sauvingnon