《オレンジワインのトレンド》
近年におけるワインの大きなトレンドといえばオレンジワインでしょう。白ブドウを赤ワインのように果皮や種ごと醸造したもので、果皮の色素からオレンジ色になるのでそう呼ばれます。
太古から続くジョージアのその製法が、ユネスコの世界文化遺産に登録されたことも、その人気に拍車をかけました。一方でその味わいは既存のワインとは風味が大きく違い、「オレンジワインは苦手」という方も少なからずおられます。
そのブームの始まりから数年。多くの産地がオレンジワインの手法を取り入れる中で、その個性を抑える方向にトレンドが移ってきました。フルーティーで飲みやすいオレンジワイン。そしてこのワインのように、白ワインにほんの少し色の濃さと渋味の刺激がプラスされたようなタイプです。
《このワインについて》
フリウラーノとリボッラ・ジャッラというフリウリの土着品種をステンレスタンク発酵。リボッラ・ジャッラの一部だけ大樽で6か月熟成してブレンドします。
イエローゴールドのような色合いで若い白ワインとしては濃いめ。リンゴや桃、キンモクセイのような香りとふくよかな味わいで、余韻に少しだけ渋味を感じます。
《生産者について》
オレンジワインのブームの先駆けとなった産地は、まずはジョージア、そしてジョージアから学んだイタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州です。有名生産者が立ち並ぶゴリツィア・オスラヴィアに、このフィグル家のワイナリーはあります。
スロヴェニアとの国境からわずか200mに位置し、風通しのいい気候がブドウの栽培に最適な環境をつくっています。
Dai Dai Fiegl