《このワインについて》
「チロ」はカラブリア州を代表するワインの一つで、DOCに認定されており、赤ワインについてはDOCG昇格の動きもあるほどです。
主要品種は、赤はガリオッポで白はグレコ・ビアンコ。イタリアの南端にありながら、地中海から吹き込む風の影響で夜は涼しくなり、適度な酸味が保たれます。
このグレコ・ビアンコは、カンパーニャ州の「グレコ・ディ・トゥーフォ」のブドウとは全く別物だそうです。このグレコ・ビアンコは、トスカーナ州やリグーリア州でみられるマルヴァジーア・ディ・リパーリと同一品種なんだとか。
確かに味わいも別物です。酸味は中程度であり柔らかい印象です。柑橘や花の香りが繊細に広がります。フルーティーで旨味を伴うような質感があり、余韻にはほのかな苦みとミネラル感が広がります。
タコのマリネやカルパッチョのような、海鮮の料理にはもちろんあいます。少し苦みのある野菜の天ぷらなどは、ワインとの共通点が多く、より美味しくしてくれそうです。
《生産者について》
リブランディはカラブリアの地で4代にわたりブドウを栽培してきた生産者。「ワインを通じてカラブリア州が持つ豊かな土地、歴史、文化を伝えたい」と土着品種から造られたワインの魅力を伝え続けています。
土着品種を大事にしつつカベルネ・ソーヴィニヨンで味わいの背骨を強化した「グラヴェッロ」がワイナリーを代表する作品です。
2013年には3代目社長のニコデモ・リブランディ氏が、ガンベロ・ロッソ誌にて最優秀ブドウ栽培者に選ばれました。
Librandi Ciro Bianco