《生産者について》
ディ・マーヨ・ノランテはモリーゼ州にて1800年代からブドウを栽培する家系。フィロキセラによって一時期ワインづくりから離れていた時期もありましたが、歴史ある生産者だけあって110haもの広い畑を持っています。
モリーゼ州はイタリアワインの中で決して有名な産地ではありません。しかしその分ワインの価格は安め。大規模な生産によるスケールメリットとあわせて、ワインに値ごろ感があります。しかも美味しい。
その理由は醸造。オーナーのアレッシオは有名醸造家リカルド・コタレッラと非常に親しい仲であり、アドバイスも受けているといいます。それもあってブドウ品種の特性を素直に表現し、幅広い層に受ける味わいに仕上げられています。
《このワインについて》
特徴はないけれどなんとなく美味しい。それがこのワインの特徴かもしれません。
ほんのりと甘い柑橘や花の香り。味わいはスムースでひっかかりがなく、やや控えめな酸味でスッときれいに消えていきます。
もっと何か表現はないかとVivinoを見てみたところ、商品登録時で評価がわずか28件という少なさ!レビューも少なくどれも短め。結構古いヴィンテージもあるので、造り続けられているだろうにこの少なさです。
これは「言葉にできないほど美味しい!」というより、「美味しいと口に出すほどではないけれど、なんとなく心地よい」という証ではないでしょうか。大騒ぎはされないけれども売れているはず。でないとずっと輸入され続けることはありません。こういうタイプこそ、コレと決めたワインを飽きずにリピートするタイプの方にハマるのでしょうね。
Falanghina Terre degli Osci Di Majo Norante