《生産者について》
米国カリフォルニア州を代表する名門ワイナリーで、1986年に大塚製薬株式会社が取得しました。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも広がり、世界最高峰のワインを安定的に生産する醸造所として絶え間ない賞賛を浴び続けています。
リッジ・ヴィンヤーズのワイン造りのアプローチは伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培とワイン醸造の両面で極力自然なプロセスを導入することを目指しています。総帥でありリッジの象徴でもあるポール・ドレーパーは、40年以上にわたってバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきました。リッジは、単一畑が持つ「その土地らしさ」の表現にも創立以来一貫してこだわっており、ワインのほとんどに単一畑名が冠されています。
《このワインについて》
この「モンテベロ」は、リッジのトップキュヴェであるとともに、アメリカワインの歴史を変えた1本です。
1976年に行われた、フランスとカリフォルニアワインのブラインドテイスティングによる対決。通称「パリスの審判」。その赤ワイン部門でモンテベロ1971年が5位に選ばれます。さらに「フランスワインは熟成してこそ」という建前のもと30年後の再戦。赤ワイン部門の第1位に輝いたのがモンテベロでした。
【パーカーポイント100点】
[ワインアドヴォケイト 2026年5月]
2013年産のモンテ・ベッロは、まさにモンテ・ベッロの真髄を体現した逸品であり、魅惑的なアロマ、贅沢な豊かさ、活き活きとしたエネルギー、そして粘り強い骨格が見事に調和しています。マグナムボトルからテイスティングすると、グラスから溢れ出るような力強いブーケが、フローラル、ハーバル、そしてサヴォリーなニュアンスを経て、やがてモンテ・ベッロのスタイルを辞書的に定義づけるような、目眩がするほどの複雑な香りの融合へと変化していきます。口当たりは、モンテ・ベロの中でも特に壮大で包み込むような味わいの部類に属するが、その力強さと骨格にもかかわらず、絶妙なバランス、軽快さ、そして白亜のようなミネラル感の明確な一貫性が、多面的で圧倒的な余韻に十分なエネルギーを与えている。これは間違いなく、モンテ・ベロのみならず、カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨン主体のブレンドワイン全体における古典的な逸品であり、少なくとも20年目は迎えるまでセラーで熟成させるのが最善である。
[Matthew Luczyによる試飲 飲み頃予想2033 - 2073年]」
Ridge Vineyards Monte Bello