《ブランドについて》
セレクション・マサルは2021年に設立されたばかりの若いワイナリー。オーナーであるダン・ジレット氏は、ワイン・ダイヤモンズ社の共同代表でもあります。同社はニュージーランドにナチュラルワインを広めた先駆者の一つ。ダン氏は2014年に輸入・卸売り業を立ち上げたのち、その需要を見てワイン造りの道に進みました。
セレクション・マサルというのは、ブドウを増やす伝統的な方法。現代的な栽培法では、ブドウの樹の状態が揃うよう、同じ遺伝子を持ったクローナル・セレクションで植樹するのが普通です。一方でマサル・セレクションは、畑の中で優良な樹から枝を取り増やすので、遺伝的多様性が存在します。この概念に敬意を表して名付けました。
ワイン造りだけでなく、輸入・販売の視点も持っているからでしょう。つくるワインは非常にバランス感に優れるものです。手法にこだわって手を加えないことに傾倒するでもなく、高級路線に行き過ぎることもない。品質と価格のバランスが多くの人に求められるポジション。多くの人と分かち合って楽しんで欲しいという、彼の願いのとおりです。
《テイスティングノート》
マールボロのソーヴィニヨン・ブランとして、驚きはない代わりに素直に喉を通る、心地よさを追求したスタイルです。
パッションフルーツやグァバ、グレープフルーツなどの、適度に華やかなフルーツの香り。凝縮感や酸味は高すぎず、みずみずしい口当たり。スッキリとキレがいい味わいはこの地のワインらしいもの。
個性の強さより、「ちょうどいい」を狙っているようなバランス感です。
Selection Massale Marlborough Sauvignon Blanc