《生産者について》
クネは1879年、レアル・デ・アスア兄弟によって設立されたワイナリー。スペイン国内のみならず、世界中で多大な販売量を誇る大手生産者の一つです。本拠地はリオハですが、スペイン各地でワイン造りをしており、8つのワイナリーを所有。カバで有名な「ロジャー・グラート」もグループワイナリーの一角です。
少し変わっているのが、ブランド名「CUNE」が誤植から生まれたものであること。本来はC.V.N.E.(Compania Vinicola del Noorte de Espana 北スペインワイン会社)という名称だったのですが、ワインのラベルを発注した際、印刷会社がスペルを間違ったそうです。しかし創業者はその名称を気に入り、「CUNE」となったといいます。
《このワインについて》
この「レアル・ブランコ」は、日本に輸入されるクネのワインで最も手頃なものの一つ。ベーシッククラスです。大量生産されたもので、希少価値は全くありません。それはつまり、「気に入ったなら、またいつ買っても美味しい」というメリットでもあります。
大手ワイナリーだけあり、自社畑も広大なら契約農家も多いのでしょう。広範囲のブドウを混ぜるため、ヴィンテージに寄らず味わいが安定しています。「あれ?前は美味しかったのにな・・・」というガッカリがありません。思い出したように買っても満足できる。そして一年中安定して供給される。それはプレミアムワインにない安定感・安心感です。
チェリーやイチジク、バラのような香りに適度な樽香。テンプラニーリョらしい豊富なタンニンはなく、適度に軽やかでスムースな口当たり。この価格帯らしく、買ってすぐ飲むことが想定されています。クリーンでコンパクトにまとまった味わいで、飽きずにリピートしたくなります。
Cune Real Criianza