《ポルトガルワインについて》
ポルトガルワインは、プロの視点からしても選ぶのが非常に難しいものです。
第一に土着品種の国であること。1930年代からの鎖国政策で、フランス系国際品種のヴァラエタルワインが世界中で大流行する影響を受けなかったのです。
第二にブレンドが盛んなこと。いくつもの品種をブレンドすることが当たり前なため、知っている品種だったとしても味わいを想像しにくいです。
第三に複雑な地形がつくる様々な気候。「南にある産地だから、温暖でボリューミーなワイン」なんて全く的外れです。
一方でメリットもあります。
EUの中でも経済的に弱いため、物価が安く、価格の割に高品質なワインが少なからずあること。近年は特に、きちんと上品な酸味とのバランスがとれたワインが盛んに入ってきていること。そして選びにくいがゆえに、「他の人が知らない掘り出し物ワイン」を見つける楽しみがあることです。
この白ワインも、商品登録時点ではVivinoに日本語のレビューが1件もありません。しかし果実味の熟度とフレッシュな酸味を両立した、ハッとするような美味しさの1本です。
《テイスティングノート》
ブリオッシュのような甘い香りに、桃やレモングラス、白い花のようなアロマ。塩味を感じさせるようなミネラル感とともに、芯のある果実味と上品な酸味が広がります。
《生産者について》
テストゥーラは2018年に始まったプロジェクト。ポルトガル本土で最も標高が高いエストレーラ山脈の麓にあるワイナリーです。
ワイナリー名には、「ワインのテクスチャーも大切にする」という意図も込められているのだとか。
ブドウ畑が500mと高地にあるのが特徴で、昼夜の寒暖差によりブドウは上品な酸味を蓄えます。
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