《テイスティングノート》
爽やかな柑橘系のフルーツやアプリコットのようなアロマ。口当たりはリースリングらしい細身で軽やかなもの。アルコール度数も低め(12%)で、アルザスの高価格帯のようなボリューミーなものではありません。その軽快さがありつつも酸味が尖っていないところが、ドイツ産リースリングとの大きな違いであり、このワインの魅力です。みずみずしく柔らかいフルーツ感は非常に心地よく、いつまでも口に含んでいたくなるようなソフトな質感。
この魅力はワイン単体で楽しむときが最も発揮されます。決して食べ物と相性が悪いワインではないのですが、まずはワイン単体での口当たりにご注目ください。
《生産者について》
ドメーヌ・ロベール・ロットはアルザスにある家族経営の生産者。現在はビクトール・ロット氏が4代目として、21haの畑を管理しています。オーガニック栽培への転換をすすめ、2019年にはエコセール認証を取得しました。
「ナチュラルワインという言葉が、悪いワインの言い訳になってはならない」という考えのもと、最小介入主義ながらクリーンな味わいのワインをつくります。
一つの特徴が機械収穫。全体の6割の収穫に機械を用いますが、その機械は常に最新のもの。なんと3年に1回、買い替えているといいます。高い精度で選果をしながら素早く収穫できます。更に所有畑はどこも醸造所から2km圏内にあるため、収穫から20分以内にプレスすることができ、それが果汁の酸化を防ぐことにつながると話します。
Les Terres de Gres Riesling Robert Roth