《生産者について》
テッレ・チェヴィコはエミーリア・ロマーニャ州を本拠地とする生産者協同組合。もともとはバルク売りをしていました。ボトルではなく巨大なタンク単位で安価に販売し、自身の名がボトルに現れない生産者です。それが2000年に料飲店に自社ワインを販売しだすと、その品質と価格で大盛況。その知名度と販路は急拡大し、供給先は世界60か国以上になりました。現在はヴェネト、トスカーナ、ウンブリア州の農家も加盟。私の知る限り日本では少なくとも4社、それぞれ別のワインを輸入しています。
それだけ急成長した要因は、何といっても品質とコストパフォーマンス。一般のワイン消費者が好む味をつくるのが上手で、まさに「安くて旨い」の申し子。あまり「チェヴィコ」の名前は出さないので「美味しいと思ったら、これもチェヴィコだったんだ」ということもあるかもしれません。
ただ安くて美味しいだけではありません。イタリア屈指の生産者として、社会的責任も果たしています。国連のSDGsに沿った企業目標を設定し、リサイクル活動などにも積極的に取り組んでいます。
《このワインについて》
ステンレスタンク、ないしはコンクリートタンクによる醸造ながら、オークスティーブまたはオークチップを使用することで、複雑な風味のリッチなワインに仕上げたシャルドネ。
リンゴやアプリコットなどの熟したフルーツの香り。フレッシュな果実感にあふれており、樽香によるまろやかさとキレの良さが上手にバランスをとっています。
Primo Fiore Chardonnay