《生産者について》
ココ・ファーム・ワイナリーは、栃木県足利市にあるワイナリー。全国的にも特殊なのは、その設立の経緯にあります。
もともとは1958年、中学の特殊学級の教員だった川田昇氏とその子供たちが、3haのブドウ畑を拓いたことが始まりでした。1969年には知的障害のある成人のための施設として「こころみ学園」が設立。学園では酒造免許が下りなかったため、1980年に父母たちの出資により「ココファームワイナリー」が設立されたのです。
カリフォルニアのワイナリーで経験を積んだブルース・ガットラヴ氏をコンサルタント、そして取締役として招聘。彼が中心となってココ・ファームの土台を築いていくこととなります。
県外にもたくさんのブドウ畑を取得するとともに、栽培するブドウ品種も多様化。多くの品種から様々なタイプ・価格帯のワインをつくっています。
《このワインについて》
ココ・ファームのある栃木県足利市の夏は、ともかく蒸し暑いです。ブドウは病気になりやすく、酸が落ちて平坦な味わいのワインになりやすい問題がありました。そこで1990年ごろから、環境に適したブドウを世界中から探し始めたそうです。今から35年以上前に、というのに驚かされます。その末に見つけたのが、フランスのジュランソンの地で育つプティ・マンサンでした。2006年から栽培を始めたといいます。
リンゴや黄桃などのフルーツに加え、カモミールやハチミツのような香り。ふくよかな果実味とともに、質のいい豊かな酸味を感じ、旨味をともなって長い余韻が続きます。
※2023VTは亜硫酸無添加です。必ず冷暗所での保管をお願いします。
Petit Manseng Coco Farm Winery