《生産者について》
イタリア北部のアルト・アディジェ。その地で品質向上のために「協同組合」という形態をとっているのが、カンティーナ・ボルツァーノです。
元々は「カンティーナ・グリエス」と「カンティーナ・サンタ・マッダレーナ」という2つの組合だったものが、2001年に合併。それらはワインの名前となって残っています。
協同組合がつくるワインは、「価格は安いけれど品質はそれなり」というものが多いです。ブドウを収めさえすれば量に対して報酬が安定してもらえるので、農家の意識が品質向上に向きにくい構造だからです。
しかしボルツァーノでは、「ブドウの質によって報酬の支払い額を決める」という成果主義を導入。定期的に世界のワインと自分たちのものを比較する勉強会を行うなど、末端の会員に至るまで品質追及の意識を共有しているのが特色です。
《このワインについて》
プレッモル夫妻が管理する、標高550mの畑からつくるソーヴィニヨン・ブラン。特色はこの品種がまだ注目されていなかった、1982年に植樹されていることです。苗木はロワールから持ち込まれたもので、味わいとしては非常に正統派。
柑橘系フルーツの繊細な香りに、花のアロマ。この品種らしいピーマンのような青い香りもわずかに感じます。よく熟したブドウのふくよかな果実味と、清涼感のある引き締まった酸味のバランスが心地よく、世界と戦える1本と言えます。
St. Maddalena Sauvignon Mock Cantina Bolzano