《このワインについて》
グートエーデルはスイスでいう「シャスラ」の別名。マルティン・ヴァスマーのあるマルク・グレーフラーラント地区はドイツでも南西部。スイス国境に近い地域なので、グートエーデルは昔から栽培されてきました。
「優れており高貴」という意味の名の通り、グートエーデルは香りは繊細で控えめなものの、上品な酸味とミネラル感が特徴。スイスは物価が高いので5000円超えのワインがほとんどですが、国境を挟んでドイツやフランス側でつくられるものは手頃に楽しめます。
この品種、チーズの旨味を引き立ててくれます。特にエメンタールやグリュイエールといった、チーズフォンデュに使うようなチーズ。風味にクセのないとろりとしたチーズを使う料理にピッタリです。
リンゴや柑橘などのアロマに、白い花やナッツのニュアンス。軽快でありながらもしっかりと旨味の乗った味わいで、心地よい酸味が全体を引き締めます。
《生産者について》
マルティン・ヴァスマーはドイツ南部のバーデン地方の生産者。その中でも最南端のマルクフレーグラーラントに居を構えます。フランス国境、スイス国境まで車で数十分という位置で、東に黒い森シュヴァルツバルト、西にアルザスのヴォージュ山脈が見渡せます。
そこでアスパラやイチゴの農家を経営していたマルティン・ヴァスマーさん。自分のつくる野菜とともに飲むワインをつくりたいとブルゴーニュのアミオ・セルヴェルで研修。37歳の時にマルティン・ヴァスマー醸造所を設立しました。
娘のサブリナ・ヴァスマーさんはラインガウの名門シュロス・フォルラーツやアルザスのトリンバック、そしてブルゴーニュのメオ・カミュゼで研修したのちヴァスマーに戻ってきた才媛。次世代も楽しみです。
Schlatter Maltesergarten Gutedel Martin Wassmer