《生産者について》
広島県で一番のブドウ産地である三次(みよし)盆地。そこに農産物の生産から加工・販売までを一貫して行う『6次産業』の第3セクターとして誕生したのが、三次ワイナリーです。ワイン観光にも力を入れており、ワインセラー見学も実施。土産物屋も併設されています。しかしそのワインの品質は決して「土産物ワイン」的な雑なものではありません。フラッグシップの「TOMOE」シリーズは、日本ワインコンクールで度々優秀な成績を収めており、中四国を代表するワイナリーの一つです。
特徴としては非常にソフトで穏やかな味わい。瀬戸内海に面した気候によるものでしょう。昼夜の寒暖差が少ないため、ブドウの酸味は低くなりがちです。全体としてメリハリのある味わいというよりは、やさしい印象。それが穏やかな味付けのヘルシーな料理によくあいます。
《このワインについて》
ワイン用語の「クリスプ」は「爽やか」という意味で使われます。その名の通り爽やかさを前面に押し出した、スッキリとした風味のシャルドネ。
レモンピールや金柑のような柑橘系フルーツの香りに、白や黄色の花のニュアンス。三次ワイナリーらしい柔らかい果実感で、酸味は決して高くないのですが、風味のフレッシュさも手伝って爽やかに感じます。余韻には蜜柑の皮のようなほろ苦さ。
日経新聞「NIKKEIプラス1」の特集記事「エシカルな日本の白ワイン」で、夕涼みに飲みたい銘柄第1位に選ばれました。
TOMOE Crisp Chardonnay Hiroshima Miyoshi Winery