《生産者について》
「濃厚さや卓越した上品さなど、言葉で伝えやすい特徴はない。少し地味だが安定していいワインをつくり、思い出したように飲みたくなる」
これがマス・デ・ブレサドという生産者に対する印象です。
ワイナリーがあるのはコスティエール・ド・ニーム。コート・デュ・ローヌ地方の南の端で、知名度はさほど高くありません。しかし栽培環境は整っています。
シャトーヌフ・デュ・パプと同じ「ガレ・ルレ」という丸石が畑を覆う土壌。これが夜間に熱を放出し、ブドウの成熟を助けます。さらにこの地方特有の「ミストラル」という強い北風がふき、それがブドウの病気を防いでくれます。「ブレサド」とは「揺さぶる」という意味で、この風が樹を揺さぶる様子からとられました。
除草剤・殺虫剤を使わないオーガニック栽培を実践。一方で最新技術の導入にも積極的で、ちょうどいい熟度の時にすばやく収穫すべく、ほぼすべてを機械収穫するといいます。
《このワインについて》
ルーサンヌとヴィオニエからつくられる、ローヌ・ブランらしいアロマティックで飲みごたえのある白ワイン。マロラクティック発酵をブロックすることで、酸味のフレッシュさを保っています。
アプリコットや桃のような豊かなアロマ。かすかに樽の風味を感じるまろやかな口当たり。濃密な風味が余韻にまで長く続きます。
Costieres de Nimes Cuvee Excellence Mas des Bressades