《生産者について》
マイケル・ポザーン・ワイナリーは1991年にマイケルとメアリー・アン夫妻によって設立されました。マイケルの祖父はイタリアのピエモンテ出身でワイナリーの家系。カリフォルニアに移り住みました。マイケルは祖父のワインづくりを見て育ち、自分のワインをつくることを夢見ていたといいます。
ワインづくりはネゴシアンスタイル。ナパ・ヴァレーやソノマ・コースト各地のブドウ栽培農家と友好的な関係を築いており、購入したブドウでワインをつくります。品種の個性を引き出すスタイルは高く評価され、現在は年間10万ケースをつくるまでに成長しました。
本家となる「マイケル・ポザーン」ブランドだけでなく、いくつものブランドでリリースしています。「アナベラ」「ジアポーザ」などが代表格。ほのかに甘やかな風味を持ち、口当たりが素晴らしくクリーミーなのが共通点でしょう。
《このワインについて》
ナパ・ヴァレーきっての銘醸地のひとつ、オークヴィルのブドウのみからつくられるジンファンデル。ジンファンデルだからこの価格で味わえるので、もしカベルネ・ソーヴィニヨンなら倍の値段ではきかないでしょう。
ラズベリーや桃、シロップ漬けのチェリーのようなフルーツのアロマ。ほのかにブラックペッパーも感じます。ジンファンデルらしい豊かな果実味はもちろんのこと、上級ながらもスムースな口当たりは生産者の特徴でしょう。余韻にはキャラメルやミルクチョコレートのような風味も感じ、非常に複雑です。
濃厚なジンファンデルなら2000円台からたくさんあります。単純な濃さではさほど変わらないでしょうが、これだけ風味が複雑で奥行きを感じるところに、銘醸地でつくられる上級ワインならではの風格を感じます。
Michael Pozzan Oakville Zinfandel