《生産者について》
1860年に設立された、オーストラリアでも最古の一つに数えられるワイナリー「タービルク」。フィロキセラが流行る以前に植えられた、設立当時のシラーズから今もワインを造り続けています。
ヴィクトリア州メルボルンから北に120km。内陸部ながら水の豊富なナガンビー・レイクに、このワイナリーはあります。
《このワインについて》
フランスの北ローヌで栽培されるマルサンヌ。そこも含めて最も樹齢の高いマルサンヌがあるのが、このタービルクです。1927年に植樹されたものなので、もうすぐ100年!
オーストラリアでは今、「オルタナディブ品種」が注目されています。シャルドネなどの涼しい気候に向いたフランス系品種の代わりに、より温暖な気候に向いた品種を植えよう。それはイタリアや南フランスの品種の方が、気候変動の暑さに適応し、きちんと酸味が残るから。栽培に必要な水を減らせ、サスティナブルだから、などの理由です。このマルサンヌが注目されているのも、決して物珍しさだけではありません。
《テイスティングノート》
グリーンパパイアのようなフレッシュフルーツの香りに、ハニーサックル、そしてほんのりハーブのニュアンスを感じます。
内陸の産地で暑くなりやすいので、早く摘んでいるのでしょう。ローヌのものと比べてより高い酸味を持ち、マルサンヌらしいフェノリックな苦みが残ります。とても生き生きとしたフードフレンドリーなワインで、豚肉のハニージンジャーソテーなどとあうでしょう。
Tahbilk Marsanne