《生産者について》
ボニー・ドゥーンはカリフォルニアにおけるローヌ品種のパイオニア的な存在。
ワイナリーはサンタ・クルーズ・マウンテンに1982年に設立。オーナー醸造家のランダル・グラハム氏は、自身の好奇心と探求心に導かれるままに、カリフォルニアでは無名だった品種を続々と導入。「ローヌ・レンジャーズ」の元祖と言われるまでになりました。
その後ランダルはワイナリーを売却したうえで醸造家として残ります。それが契機となって生産量を増やすのですが、彼の手腕により品質の維持に成功。ニッチな市場に向けたワインから、手頃で手に取りやすいものとなりました。
「え?この品種をカリフォルニアでつくってるの?」というものも多いはず。珍しいもの好きの好奇心を満たしてくれるはずです。
《このワインについて》
最近になってリリースしたオレンジワインは、本国でも大人気。ボニー・ドゥーンはカリフォルニアワインとしては比較的低アルコールに仕上げる傾向があり、このワインも11.5%(2024VT)と低め。その分フレッシュな酸味が際立ちます。
アプリコットやオレンジ、紅茶といった、オレンジワインらしいアロマ。果実味は適度な強さでさらっとしており、酸やほのかな苦みが心地よく口内を刺激します。タンニンはわずか。
適度に脂ののった白身肉、シンプルな調理の鶏肉や豚肉とあわせるのがおすすめ。ワインが強すぎず食材を引き立てながら、後味をきれいにまとめてくれるでしょう。
Bonny Doon Le Cigare Orange Central Coast