《生産者について》
ドイツきっての銘醸地ラインガウにて、辛口ワインをつくることに命を懸けるゲオルク・ブロイヤー。
訳あってVDP(ドイツ・プレディカーツワイン生産者協会)を脱退してしまったため、そこが定める特級畑にあたるGG(グローセス・ゲヴェックス)を名乗ることはできませんが、その品質はまぎれもなく特級クラスです。
《ベルク・シュロスベルクについて》
ブロイヤーの持ち味は、なんといってもリースリング100%から作られる力強くも繊細な辛口の白ワイン。それはラインガウの粘板岩地質と、ライン川の照り返しを浴びる斜面の畑によって生み出されます。辛口リースリングほぼ専門の生産者としては、ドイツでトップクラスの評価を受けます。
このベルク・シュロスベルクは日本語に訳すなら「山・城山」。最大傾斜60%というとてつもない急斜面の畑なので、緯度の高いドイツにて効率的に日照を浴びることができます。
ブロイヤーのフラッグシップワインにして、毎年エチケットが変わるアートラベルです。
ブロイヤーのワインはとびきり緊張感のある酸味が特徴。高品質なのは間違いないのですが、若いうちはさすがに硬いです。リリースから7年は、ようやく飲み頃にさしかかってきたくらい。若いヴィンテージより割高ではありますが、近いうちに飲むなら断然バックヴィンテージがおすすめです。
【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト誌 2017年12月のレビュー]
2016年のラインガウ・リースリング・リュデスハイム・ベルク・シュロスベルクは、鮮やかな果実と砕石のアロマからなる、非常にクリアで深みのある、ピュアでヒリヒリしたブケを持つ。そのピュアさ、フィネス、複雑なエレガンスに魅了される。口当たりはまろやかで恐ろしくみずみずしく、非常に繊細なタンニンと熟したクリスタルのような酸があり、非常にエレガントで繊細かつ複雑なリースリングで、非常に親しみやすく、それでいて緊張感があり余韻が長い。最高のフィネスとエレガンスを持つ女神。甘み、ボディ、ミネラルが完璧なバランスを保っている。
[Stephan Reinhardtによる試飲 飲み頃予想2018-2036年]
Rudesheim Berg Schlossberg Riesling Georg Beruer