《生産者について》
辛口リースリングの生産者としてはドイツでトップクラスの評価を受けるゲオルク・ブロイヤー。父ベルンハルト氏の後を継いだ若きテレーザ・ブロイヤー氏が当主をつとめます。
ラインガウの西側にある急斜面の畑を中心に、いくつもの銘醸畑を所有。ワイナリーで極少量販売するデザートワインのほかは、辛口のリースリングに特化しています。
ドイツにはいくつも高評価を受けるリースリングの生産者がいますが、どこも代表するワインは甘口。辛口に特化したワイナリーとしてはNo.1の評価といっていいのではないでしょうか。
特にアメリカでの評価は高く、ワインの価格はグイグイ上昇傾向なのが悲しいところです。
《このワインについて》
ゲオルク・ブロイヤーはVDP(ドイツ高級生産者連盟)に加入していないので、特級畑からつくるワインであることを示す「グローセス・ゲヴェックス」を名乗ることはできません。しかしその畑の栽培条件や品質から間違いなく特級相当の畑を5つ所有しています。
このテラ・モントーサは、特級相当の5つの畑からつくるセカンドワイン。若木などで特級ワインに使うには品質が満たないブドウをブレンドしています。上部が斜めのエチケットは畑が急斜面にあることを表しており、「テラ・モントーサ」も急斜面という意味。
下級ワインと比べると明らかに風格が違います。柑橘などのフルーツに混じる粘板岩土壌由来の香りがより強く、深みのあるアロマ。非常にシャープな酸味を持つ味わいは、若いうちは厳しさを感じさせるほど。アルコール度数は低く軽快なのに、口の中でボリューム豊かに風味が広がります。
Georg Breuer Terra Montosa