《テイスティングノート》
リンゴや柑橘などのフルーツの香りに加え、まるでフラワーパークのような温室内の濃密な花の香り。ハチミツのような甘いニュアンスも感じます。
ほのかに糖分を残した半辛口の味わいで、非常に高い凝縮感。その風味のボリュームが余韻までしっかりと伸びます。
この香りのボリュームはまるで食卓を支配するかのようで、その理由は少し特殊な醸造法にあります。
《このワインについて》
このワインは発酵前に「クリオマセレーション」を行います。これはブドウを破砕した状態で0--2℃に保ち、果皮を凍らせることで風味成分を抽出します。そのあとステンレスタンクで2か月もかけてゆっくり発酵。15-17g/Lの糖度になった段階で発酵を終了させ、ほんのり甘味を感じるスタイルに仕上げています。
ラベルは共和制ローマ時代の抒情詩人カトゥルスの横顔です。
《生産者について》
古代ローマで王侯貴族しか飲むことができなかったかつての超高級銘醸地「ファレルノ」でワイン造りを行う生産者です。1970年代に復興した知名度のまだ低いエリアですが、当主のアントニオはワイン造りの情熱から、わざわざ公認会計士の職を辞してまでここにワイナリーを開きました。かつての銘醸地としての風格はそのままに、「自分のワインをできるだけ多くの人に飲んでもらいたい」という思いから、コスパが非常に良いワインをリリースしています。
Fabula Falerno del Massico Bianco Fattoria Pagano