《生産者について》
ラウル・ペレスは「ビエルソ」というスペイン北西部の生産者。アルバリーニョで有名なガリシア地方にも近く、スペインといっても暑く乾燥した地域、というわけではありません。
1752年からという長い歴史を持つ栽培農家に生まれた彼は、実家であるボデガ・カストロ・ベントーサに参画。そののち2007年に自身のドメーヌを設立しました。特にメンシア、ゴデーリョといった土着品種で一大ムーブメントを起こした生産者として有名です。
「ブドウに与える影響を最小限に」といういわゆる「不介入主義」であり、馬をつかった畑の耕作、最小限の亜硫酸添加、熟成に古い樽を使うことなどが特徴です。
[ワインアドヴォケイト誌 2025年7月のレビュー]
2023年のラ・ヴィズカイナ・ラ・デル・ヴィーヴォは、ヴァルトゥイエとカカベロス産のブドウを使用しており、約10%のドニャ・ブランカ(700リットルのアンフォラで熟成)と、大樽(フードル)で熟成させたゴデーリョで構成されている。温度管理を行わず、澱引きもせず、マロラクティック発酵も行わずに発酵を開始した。発酵の完了には時間を要し、最終的にワインの約60%がマロラクティック発酵を経た。オークのニュアンスが僅かに感じられ、それがテクスチャーに表れている。生産本数は約10,000本。
ラウル・ペレスは現在、多くの自社畑を購入したため、ラ・ヴィズカイナの85%から90%に自社ブドウを使用している。ウルトレイアについては、クラウディーナとヴィトリアーナを除き、すべてのブドウが自社畑産である。2023年はより冷涼な年であり、ワインはよりフレッシュである。バルデカニャーダのラインナップには、以前はウルトレイア・シリーズの一部であったペトラというリュー・ディ(区画)が含まれるようになった。
[Luis Gutierrezによる試飲 飲み頃予想2026-2031年]
La Vizcaina La del Vivo Raul Perez