《生産者について》
様々なワイン専門誌において、ラインガウ地方でトップクラスの評価を受けるのがこのロバート・ヴァイルです。
1868年創業なので、ラインガウの著名生産者にしては新参なのかもしれません。しかし創業間もなく頭角を現し、ボルドー1級シャトーと並んでドイツ皇帝ヴィルヘルム2世から愛された記録が残っています。
ワイナリーとしてゴーミヨ誌では5つ房、アイヒェルマンでは5つ星の最高評価を獲得。所有畑は70haとなかなかの規模で、特にVDPから特級格付けを受ける「グレーフェンベルク」を単独所有していることで有名です。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2021年9月のレビュー]
2020年のキードリッヒ・グレーフェンベルク・リースリング・シュペートレーゼは、深く複雑で洗練されたブーケを持ち、火打ち石のようなアロマを持つ。非常に洗練されたエレガントな味わいで、塩辛く、フレッシュで、活力があり、エネルギッシュなグレーフェンベルクで、余韻は長く、ピチピチと塩辛い。非常に若いが、その輝き、辛味、塩味が実に魅力的。2021年8月試飲。
[Stephan Reinhardtによる試飲 飲み頃予想2028-2060年]
Kiedricher Grafenberg Riesling Spatlese Robert Weil