《テイスティングノート》
ブレンド比率はそう高くないのですが、香りは完全にカベルネ・フランです。炭火で焼いたピーマンのようなドライな香り。しかし口に含めばまろやかな甘味が芳醇に広がります。よく熟したブラックベリーやアメリカンチェリーのような風味は口に含んでから広がり、渋味や酸味はほとんど感じないほっとするような味わいです。香りと味わいのイメージが全く違うギャップが面白いワインです。
甘口の赤ワインとしてはドイツのドルンフェルダーなどをよく見かけますが、そのワインにありがちなチョコレート感はあまり感じないのが違いでしょう。
様々な温度で楽しめるワインです。15℃前後の赤ワインとして標準的な温度では上記のような味わい。白ワインくらい冷やせばもっと甘さが控えめで引き締まります。冬には温めてホットワインとしても楽しんでもいいでしょう。
《生産者について》
ピリテリー家の歴史はイタリアのシチリアから始まります。もともとブドウ農家であり、ゲーリー氏は幼少より樹の手入れを手伝っていました。1948年に一家はカナダに新天地を求め、1965年にこの地に移り住みます。桃やサクランボ、梨、リンゴなどの果物や野菜を植え、ゲーリーズ・フルーツ・マーケットをオープンしました。
その後ナイアガラ産ワインへの関心が高まったのをうけて、1993年にワイナリーをオープン。創業以来着実に規模を拡大し、今では年間10万ケースを生産できるようになりました。
Pillitteri Market Collection Rosso Dolce