《生産者について》
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズはナパ・ヴァレーの歴史をつくった生産者の一つ。
ウォレン・ウィニアルスキ氏とネイサン・フェイ氏の2人が1970年に設立。その直後といっていい1976年、「パリスの審判」にて赤ワイン部門のNo.1に選ばれ、その名が世界に広まりました。
エチケットに描かれるのは「勇気・雄々しさ・躍動感」を象徴している牡鹿。「スタッグス・リープ・ディストリクト」という生産地域からつくられるそのワインは、まるで牡鹿のように優美でありながら力強い味わいです。
現在はトスカーナの名門「アンティノリ」がオーナーです。
S.L.V.ヴィンヤードとフェイ・ヴィンヤードという2つの畑、あわせて40haほどを所有しています。Cask23はその両方の畑から特に素晴らしいブドウを厳選してつくられる最高級ワインです。
【パーカーポイント96点】
[ワインアドヴォケイト誌 2022年9月のレビュー]
2020年同様、素晴らしい2018年のカスク23・カベルネ・ソーヴィニヨンはフェイ・ヴィンヤードの比重が少し高い(2019年はS.L.V.の比重が少し高い)。ミディアムからフルボディで、しなやかでシルキー、エレガントでありながら、今後20年間進化するのに十分な豊かさを備えている。スミレ、チェリー、カシスの見事で少し浮き上がったアロマから、埃っぽい長いフィニッシュまで、このワインは終始気品を漂わせている。
[Joe Czerwinskiによる試飲 飲み頃予想2024-2045年]
Cask23 Cabernet Sauvignon Stag’s Leap Wine Cellars