《このワインについて》
色合いはうっすら淡く、味わいはほんのり甘く、アルコール度数はちょっぴり低く。そんな控えめなバランスゆえにスルスルと喉を通るのがこのワインです。
特にこのワインが活きるのが夏。白ワインと同様に冷やしたり、なんなら氷を浮かべて飲むのに向いた味わいです。ワインは冷やすと甘味を感じにくくなり、渋味や酸味は強調されます。普通よりちょっと甘く、渋味はほとんどなく、ドイツワインとしては控えめな酸味のこの味わいがピッタリなのです。
この夏は冷やした赤ワインで乾杯!
《ヴュルテンベルクについて》
ヴュルテンベルクはドイツの中では温暖な地域で、赤ワインの生産が多いのが特徴。また、80%のワインが協同組合でつくられており、言い方が悪いですが「質より量」の生産者が多いのは事実でしょう。それと関係してか、一人当たりのワインの消費量が他地域の2倍!
つまりヴュルテンベルクの人たちは手ごろなワインをガブガブ飲むから、あんまり国外に出てこないんです。
その地元消費の中心が、フレッシュでジューシーなトロリンガーです。
Cool Trollinger Rolf Heinrich