《生産者について》
アルベール・マンはマン家とバルテルメ家によって17世紀に設立されたワイナリー。1970年代に当主を担ったモーリスとジャッキー・バルテルメ兄弟のときに名声を高めました。彼らは既存の畑を守りながらグラン・クリュの畑を買い足していき、今では所有畑21haとなかなかの規模です。
ロバート・パーカー氏のワインガイドでは、最高評価である5つ星エクセプショネルを獲得。これはマルセル・ダイスやウンブレヒト、トリンバックといったそうそうたる顔ぶれと同等です。
《このワインについて》
アルベール・マンのラインナップにおいて、単一品種シリーズのスタンダードとなるワイン。レモンや柑橘系のフルーツ、桃などの有核果実の香りが爽やかに香ります。適度に厚みのある口当たりが、ドイツのリースリングとは一味違うまろやかさ。
生産者としては「ナチュラルなつくり」をうたってはいますが、それらしい要素は風味に全く感じず、繊細でピュアな味わい。まるで岩清水のようにすっと体に染み込んでいくようなワインです。
Albert Mann Riesling