《生産者について》
幼稚園から同じだという3人の幼馴染、クリストファー、マックス、マイルス。彼らの家族が所有するソノマコーストの畑からプレミアムワインを生み出すべく、トーマス・リヴァース・ブラウンと提携してスタートしたのが「センシーズ」のプロジェクトです。
トーマスが所有するワイナリー「リヴァース・マリー」にもブドウを提供してきたこともあり、醸造を依頼したようです。トーマスといえば今や45社ものワイナリーで醸造家やコンサルタントを務める、カリフォルニアきっての重要人物。「触ったものを黄金に変えるナパのトップ・ガン」とワインスペクテーター誌に称されるほどです。
【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年12月のレビュー]
2021年ピノ・ノワール・ボデガ・ティエリオ・ヴィンヤードは、センシズの新しいワインである。オクシデンタル・ワインズからフェンスラインを隔て、太平洋から5マイルのところに位置する、2016年に植樹されたブランド3番目のエステート・ヴィンヤードからのブドウを使用している。約4分の1の新樽で10ヶ月間熟成され、ブラックベリージャム、ブラッドオレンジ、生ハム、火打石、野草の香りがゆっくりと広がる。味わいは継ぎ目がなく表情豊かで、凝縮したフレーバー、シルキーなタンニン、生き生きとした酸味のバランスを難なく保っている。若々しいオークのスパイスが混じった長い余韻があり、2-3年以上の瓶熟成がふさわしい。320ケース生産。
[Erin Brooksによる試飲 飲み頃予想2025-2035年]
Senses Pinot Noir Bodega Thieriot Vineyard West Sonoma Coast