《生産者について》
幼稚園から同じだという3人の幼馴染、クリストファー、マックス、マイルス。彼らの家族が所有するソノマコーストの畑からプレミアムワインを生み出すべく、トーマス・リヴァース・ブラウンと提携してスタートしたのが「センシーズ」のプロジェクトです。
トーマスが所有するワイナリー「リヴァース・マリー」にもブドウを提供してきたこともあり、醸造を依頼したようです。トーマスといえば今や45社ものワイナリーで醸造家やコンサルタントを務める、カリフォルニアきっての重要人物。「触ったものを黄金に変えるナパのトップ・ガン」とワインスペクテーター誌に称されるほどです。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年12月のレビュー]
2021年のピノ・ノワール・デイ・ワンは、オクシデンタルの町の近くにあるヒルクレスト・ヴィンヤードからのものだ。この畑はセンシズ社が所有する3つのエステート・ヴィンヤードのひとつで、1974年にソノマ・コースト西部で最も早く植樹された場所である(畑は2005年に植え替えられた)。ザクロとブルーベリーの魅力的なアロマに、紅茶の葉、オレンジの皮、野生の花、若々しいオールスパイスの香りがアクセントを添える。ミディアムボディの味わいは、贅沢でシルキーなテクスチャー、エネルギッシュな酸味、たっぷりとしながらも控えめでスパイシーな果実味、そして長く幽玄なフィニッシュを持つ。今飲んでも美味しいが、今後10年は瓶の中で優雅に熟成するだろう。345ケース生産。
[Erin Brooksによる試飲 飲み頃予想2025-2035年]
Senses Pinot Noir Day One Estate Sonoma Coast