《生産者について》
幼稚園から同じだという3人の幼馴染、クリストファー、マックス、マイルス。彼らの家族が所有するソノマコーストの畑からプレミアムワインを生み出すべく、トーマス・リヴァース・ブラウンと提携してスタートしたのが「センシーズ」のプロジェクトです。
トーマスが所有するワイナリー「リヴァース・マリー」にもブドウを提供してきたこともあり、醸造を依頼したようです。トーマスといえば今や45社ものワイナリーで醸造家やコンサルタントを務める、カリフォルニアきっての重要人物。「触ったものを黄金に変えるナパのトップ・ガン」とワインスペクテーター誌に称されるほどです。
《このワインについて》
ペリー・ランチ、以前はキーファー・ランチと呼ばれていた畑からつくります。幼馴染3人の頭文字から「MCM」、彼らの生まれ年から「88」とつけました。
【パーカーポイント90点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年12月のレビュー]
2021年のピノ・ノワールMCM88は、約3分の1の新樽で10ヶ月間熟成された。ダーク・ベリーの果実味の核にユーカリのトーンが重なり、特にハーブの表現がある。ライトボディの味わいは、歯ごたえのあるハーブのような果実味、酸味、風味豊かな後味が特徴。心地よく飲みやすいが、センシズとしては非定型的な表現である。
[Erin Brooksによる試飲 飲み頃予想2024-2030年]
Senses Pinot Noir MCM88 Russian River Valley