【パーカーポイント96点】
[ワインアドヴォケイト誌 1998年1月のレビュー]
1983年は、過去20年間のこのワイナリーのワインの中で最も凝縮したワインのひとつであり、驚異的なエキス分と気の遠くなるような量のグリセリンが見られる。ヴィンテージの開始はイケムにとって早く、9月29日に始まり、11月18日に終わった。1983年は1986年よりもゆっくりと熟成し、100年近くはもつだろうと大方の観測者は感じている。イケムの信じられないほどの熟成能力を考えると、このようなコメントは突飛なものではないように思える。現時点では、1983年は巨大で、蜂蜜、パイナップル、ココナッツ、キャラメルの風味、大量のエキス、酸と新樽にかろうじて縁取られた粘性のない品質がある。瓶詰め以来、ワインに変化は感じられず、少なくともあと10-15年は飲み始めたくない。
[Robert M. Parker, Jr.による試飲 飲み頃予想2005-2050年]
《古酒のご購入に際して》
瓶熟成の長いワインはコルクが脆くなっている場合があります。抜栓に技術を必要とします。古酒に不慣れな方はご相談ください。
熟成の進み具体にはボトル差がございます。当店での保管には万全を期していますが、状態に差異があり得ますことをご了承ください。
Chateau d’Yquem