《生産者について》
ジュヴレ・シャンベルタン村が本拠地のフーリエは世界中のブルゴーニュ愛好家が争い手に入れる人気ワインの作り手。当代のジャン・マリー氏の代になって急速にその名声を獲得しました。
畑の面積が10haほどとそう大きくなく、しかもその多くが樹齢の高い畑です。そのため生産量が非常に少なく、リリース直後に完売。「もっとワインの生産量増やしてよ」の声は多いのですが、今のブルゴーニュはそう簡単に畑を購入できません。そこで2011年にスタートしたのが、購入したブドウでつくるネゴシアンとしての「ジャン・マリー・フーリエ」。あくまでドメーヌの補完という位置づけなので、自社畑のないアペラシオンからしかつくりません。また自身でドメーヌのワインをつくっている人からのみブドウを分けてもらっており、それによりブドウの質を保っているといいます。
「ブルゴーニュの神様」アンリ・ジャイエの弟子として、彼の真似をするではなく、フーリエのスタイルを確立しています。
《2022年の評価》
ワインアドヴォケイトは2022ヴィンテージについて、メゾンのフーリエにレビューはしていません。ですが2022年のコート・ド・ニュイは期待が持てそうです。
コート・ド・ニュイ(赤)ヴィンテージ評価は95点。これは2021年や2018年より高く、2012年や2009年と同じです。2019、2020年には劣るものの、ある程度期待が持てるヴィンテージと言えるでしょう。
《メーカーによるテイスティングノート》
グラン・クリュ・マジ・シャンベルタンの東に隣接する1級畑ペリエールの樹齢70年の畑から生み出されるワイン。力強いタンニンと凝縮された赤果実の風味が感じられ、非常に長い余韻に続く。
※ロウキャップについて
ロウキャップはコルクの密閉性をさらに高める目的で使用されますが、衝撃に対して脆い性質があります。
輸送時の衝撃により入荷時に部分的に欠けている場合もございます。軽微なものについては不良品として交換の対象外とさせていただきますのでご了承ください。
Gevrey Chambertin 1er Perriere Jean Marie Fourrier