《生産者について》
創業者はマット・スミス氏。大学時代にボーリュー・ヴィンヤーズのラボで研修しワインメーカーを志すようになります。その後、ダッシュ・セラーズやJCセラーズで研鑽をつみ、2013年に自らのワイナリーをスタート。カベルネ・ソーヴィニヨンのほか、シャルドネ、ジンファンデル、メルローをつくっています。
日本には2017年から輸入されています。ナパ・ヴァレー産カベルネ・ソーヴィニヨンの市場でひときわコストパフォーマンスに優れた1本。同等クラスのものに対して余韻の長さを持ちます。
《このワインについて》
「安くて美味しいナパカベ」として定番だったブラックスミスも、ここ数年は値上がり傾向。そのため昔の値段で販売できるカベルネ・ソーヴィニヨンを、隣の産地からつくり始めました。
ナパからマヤカマス山脈を越えたところにあるドライ・クリーク・ヴァレー。一段階涼しいこの地で、ナパのものより上品で立体的な味わいを持つカベルネが生まれます。よく熟した黒いベリーの香りに香ばしい樽香。濃厚すぎずシャキっとした酸味で締めくくられる味わいはバランス感が良く、よりフードフレンドリー。適度な酸味とタンニンがワインを守るので、2日目・3日目もあまりバランスが崩れず楽しめます。
Blacksmith Cabernet Sauvignon Dry Creek Valley