《このワインについて》
ナパ・ヴァレーではごくわずかしか栽培されていないゲヴュルツトラミネールをオレンジワインに仕上げた珍しい1本。
畑はナパ・ヴァレー南端の海岸近くのもの。ゆえにアルコール度数の上がりやすい品種でありながら、11.0%(2023VT)という驚くほど軽やかなもの。スキンコンタクト(低温浸漬)とスキンマセラシオン(醸し発酵)によりこの淡く美しいオレンジ色のワインが出来上がります。
《テイスティングノート》
ライチやバラの花びら、白桃といったこの品種らしい香り。口当たりは決して厚ぼったくなく軽やかで、シルクのように滑らか。香りに反して味わいはドライで、控えめなタンニンが口を刺激します。フードペアリングの幅が広そうなワインです。
《「人たらし」の生産者!?》
マレック・アマローニという人物が人を惹きつける魅力を持った「人たらし」のような経歴を持つ生産者。ニューヨークのソムリエから初めてナパ・ヴァレーの生産者となりました。
最高のワインを造るには、ブドウ農家からの信頼を勝ち取らなければなりません。「マレックなら我々のブドウを最高のワインにしてくれる!」ナパのブドウ農家からの信頼を得たからこその高品質、それこそがザ・ヴァイスのワインの特徴です。
The Vice Orange of Gewurztraminer Batch #130