《マーティンボローについて》
ニュージーランド北島の南端あたりに位置するマーティンボローはピノ・ノワールの銘醸地です。NZワイン全体がそうですが、そう歴史の古い場所ではなく、その地のパイオニアと言われる「アタ・ランギ」が1980年設立。しかしその品質の高さから、世界に対して存在感を示しています。
マーティンボローは大規模な生産者がなく、小規模生産者のみなのでワインの平均価格は高め。そのなかで手頃な1本がこちらです。
《テイスティングノート》
チェリーやプラムの豊かな香りに、セージのようなグリーンハーブの香りと、バラのような華やかな香りが混ざります。熟度の高い果実味と立体的な口当たりを持ち、風味に奥行のある味わいです。
《生産者について》
パリサー・エステートは1989年設立とこの地の中では古く、プレミアムワインの生産者として常に産地をリードしてきました。「マーティンボロー・テラス」と呼ばれる堆積土壌の土地に6つの自社畑を所有しています。その歴史の長さから、地域の他社に比べ樹齢が高いのがアドバンテージです。
Palliser Estate Pencarrow Pinot Noir