《生産者について》
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産エリア、その最南端地区にある歴史ある生産者がアルジャーノです。ここでワインづくりが始まったのは1581年からと言われており、特に1992年にノエミ・マローネ・チンザノ伯爵夫人がオーナーとなってから品質が向上しました。
特にその名前がひろまったのは、1995年の「ソレンゴ」の誕生。ボルドー品種を中心にフランス品種で構成されたワインは、「スーパートスカーナ」の一画として高い知名度を誇ります。
畑はブルネッロでも特に暑いエリアにありますが、他の生産者より2-3週間早く収穫するため、適切な酸味を保っています。おおらかでボリューム感のある味わいは、各評価誌で高い得点を獲得しています。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2001年10月のレビュー]
1999年のソレンゴは、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、サンジョヴェーゼ、シラーを同量ずつブレンドした素晴らしいワイン。この不透明な紫色をしたワインは、華やかに熟したブラックベリーとカシスの果実味を示し、革、炭、土、木の香りが混じり合う。濃密で豊満、フルボディ、フィニッシュには甘いタンニンがあり、まだ若々しく進化していないが、2004年から2015年の間に素晴らしい飲み頃を迎えるだろう。
[Robert M. Parker, Jr.による試飲 飲み頃予想2004-2015年]
Solengo Argiano