《生産者について》
アイズリー・ヴィンヤードはナパ・ヴァレー北端の扇状地に位置し、1971年以来、長熟で凝縮したカベルネ・ソーヴィニョンを栽培しています。北のパリゼーズ山脈に守られ、西からの冷気で冷却される約15.2haの畑は、水捌けの良い土壌で凝縮感溢れるブドウを育てます。ワインはストレートな個性と滑らかな舌触り、熟成による複雑味が特徴です。
1880年代に最初のブドウが植えられ、1964年にはアイズリー夫妻がカベルネ・ソーヴィニョンを導入しました。1970年代にはジョーセフ・フェルプスが伝説的なカベルネ・ソーヴィニョンを生産。1991年にアローホ夫妻が購入し、カルトワインとしての地位を確立しました。2000年からバイオダイナミック農業を実践し、2005年に認証を取得しました。
2013年にはフランソワ・ピノーが買収し、シャトー・ラトゥールのフレデリック・アンジェラ氏の監督のもと、新しいスタイルのワインを生産。2016年には「アイズリー・ヴィンヤード」に改名し、さらなる飛躍を目指しています。
《テイスティングノート》
2015年ヴィンテージはエネルギーに満ち、アメリカンチェリー、ラズベリー、ボイゼンベリーの香りにバニラとシナモンが加わります。丸みを帯びたアタックにはブルーベリーと黒鉛の風味が広がり、長いフィニッシュにはミネラル感とフレッシュさが感じられます。非常に繊細で緻密なタンニンが特徴で、果実の完熟感から濃厚な土のようなニュアンスへとスムーズに移行します。
9年の熟成によりタンニンがまろやかになり複雑味が共ない素晴らしい味わいに仕上がっています!
Eisele Vineyard Altagracia Cabernet Sauvignon Napa Valley